おいしい?!国語ー陰翳礼賛の学びを深めようー
2024年10月18日 15時40分今日は、3年生の国語の授業に参加しました。
教室に入ってびっくり!いろいろなバリエーションのおやつが机の上に盛り付けられています。
谷崎潤一郎の随想「陰翳礼賛」には、食器や食べ物を通して、日本の伝統的な美意識や日本文化の独自性について論じている部分があります。今日の授業は、そのことにちなみ、自分たちでコンセプトを立てて、食べ物や食器を選び、実際に盛り付けて、見た目を評価し合う活動を行いました。
今日の授業は、校内の先生方の研修会を兼ねており、参加された先生方も、評価に参加しました。その中で質疑応答も行われ、楽しい時間が流れていました。
「陰翳礼賛」は、豊かな情景や心情の機微の中に日本語の美しさを感じさせる作品です。生徒のコンセプト説明や評価を受けての感想には、今日の体験を通して、豊かな情景を作り出すことや心情の機微を言葉に乗せることの背景には豊かな経験や細やかな感情が必要であることを学んだことがよく表れていました。ちなみに、授業は4時間目。チャイムの後は、そのまま楽しいランチタイムに流れていきました。