人権フィールドワーク「長島愛生園」へ行ってきました
2025年8月1日 16時05分7月31日(木)、人権フィールドワークとして岡山県瀬戸内市の国立療養所「長島愛生園」へ行ってきました。愛生園は、ハンセン病の患者さんを治療する目的で設立された療養所です。治療薬ができてからは、徐々に、若く後遺症の少ない人は退所されましたが、当時のハンセン病に対する偏見や差別は厳しく、生涯を療養所で過ごされた方も多いのです。関係者の方々の長年の思いや苦労、努力の末、やっと1988年に長島と本土をつなぐ「邑久(おく)長島大橋」が完成。「人間回復の橋」と呼ばれています。
とても暑い日でしたが、実際に自分の足で園内を回り、学芸員の方のお話に耳を傾けながら自分の目で施設を確かめることで、生徒たちは、紙面だけでは得られない感覚を感じ取ることができたと思います。