学校日記

1年生課題研究(10月14日)

2021年10月21日 17時24分
GL事業

今回は、10月14日に実施した1年生グローカル明教Ⅱ第4回課題研究の様子をご紹介いたします。
コロナ対策でフィールドワークなどの活動をしばらく自粛しておりましたが、今回よりフィールドワークを行う講座もでてきました。

阿部秀信先生講座では、「地域の宝 三輪田米山を知る~地域文化の活用を目指して~」をテーマに学習しています。三輪田米山は幕末から明治時代に生きた松山の神主です。豪快な性格で、地域の人々に請われ多くの幟や神社の注連石を書き、現在も松山市を中心に多くが残っています。今回は、日尾八幡神社へフィールドワークに出かけました。宮司の三輪田純さん(米山の曾孫)へのインタビュー、注連石の調査、米山の墓参りをしてフィールドワークの成功祈願をしてきました。今後は、米山書の魅力について研究するとともに、書道の枠内にととまらず、美術館との連携や地域の文化資源として活用する方法を考えていきたいと思います。
友近拓也先生講座では、「えひめ・まつやま・やきゅう」をテーマに学習しています。本校の野球部は県内最古の歴史を有し、その創部には正岡子規が深くかかわっていると言われています。愛媛県の野球は、子規が伝えてから「野球王国」と呼ばれるほどの盛り上がりを見せるようになりましたが、その歴史や背景について研究していきます。今回は、子規記念博物館へフィールドワークに出かけました。子規とベースボールのコーナーを見学し、子規と野球との関係を学びました。