GL事業
12月16日文部科学省指定の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の1・2年合同中間発表会を行いました。
今回は、2年生が取り組んできた課題研究の中間発表を行いました。この発表会は、2年生の課題研究の途中経過をGLコース選択直前の1年生に発表することで、翌年度以降の選択の参考にしてもらうとともに、年度末の成果発表会のイメージをつかみ、課題研究およびポスター発表の目標をより高くもってもらうこと、2年生に対しては、課題研究内容を一度整理し、自分の研究を見直して、最終的に抄録にまとめるまでの過程をしっかり考えさせる契機にすることを目的に実施しています。
全体会では、大川 理恵先生の指導による「「国を繋ぐ Sports Festival」とVincent Merkhofer先生の指導による「Is Japan's Education Offering Us Enough Skills that Satisfies the Requirements of International Society?」の研究発表を代表生徒が行いました。
ポスターセッションでは、2年生GLコース生97名が、今まで取り組んできた内容を1枚のポスターにまとめ発表しました。2年生全員が堂々と発表を行い、1年生からも多くの質問が出るなど、充実した発表会になりました。
なお、3月には1年生と2年生GLコース生が研究発表を行います。よろしくお願いします。






GL事業
毎年2年生はフィリピンへのフィールドワークを行っていますが、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の状況のため、今年も行くことができませんでした。そこで代替研修として、16日(木)に、訪問するはずだったBEMAC(BEET)のみなさんと、オンラインで交流する研修を行いました。
BEMACのフィリピン子会社であるBEMAC Electric Transportation Philippines Incorporated(BEET)では、電動3輪車を作っています。フィリピンでは「トライシクル」と呼ばれる3輪タクシーがたくさん走行しており、市民の足となっていますが、年式の古いトライシクルが大気汚染や交通渋滞の原因ともいわれており、BEETによってトライシクルの電動化が進められています。プライドが高く冗談が好きな国民性を持ったフィリピンの方と一緒に仕事をする難しさや、語学はもとより、文化や宗教の違いで、自分の伝えたかったことが伝わらない難しさなど、海外で働くことについてたくさんお話を聞くことができました。
最後に高校生へのメッセージとして、これからの世界で働くには危機管理が重要であること、少々のことなら笑って過ごせる太い神経を持つのが大切であること、一生楽しめる趣味を持つべきだということ、そして、勉強も大切だが部活をして体力を付けたり、苦しいことや辛いことを乗り越える強い精神力を付けることが何より大切だということを教えていただきました。
GLコースで学んできたグローバルやグローカルという言葉の本質がわかった気がしました。現地で働く皆さんの生きた言葉が聞けて、とても励まされたし、良い経験になりました。




GL事業
毎年1年生は台湾コースと中国コースの海外フィールドワークを行っていますが、新型コロナ感染症の拡大防止のため、今年も行くことができませんでした。そこで代替研修として、訪問するはずだった企業や学校のみなさんと、オンラインで交流する研修を行いました。
ミウラは様々な国に海外進出されてますが、台湾、インドネシア、韓国、中国から集まっていただき、海外で働くとはどういうことか教えていただきました。海外で働くやりがいや楽しみ、現地の方たちとのコミュニケーションの難しさ、海外に出ることで気づく日本の良さや悪さなど、興味深いお話がたくさん聞けました。ミウラには日本で勤務されている本校の卒業生が95名もおり、海外で勤務されている方が5名もおいでるそうです。先輩たちに続いてグローバルに活躍するために、語学力と国際感覚を磨いていきたいと思います。
北京市月壇中学校との交流は、日本語で行いました。日本語を第一外国語として学んでいる唯一の学校ですが、とても流ちょうに日本語を話しており、驚きました。どのくらい勉強するのですか、という質問に「一日12時間は勉強します」という答えが返ってきて、みんな絶句していました。いろいろな違いはあったけれど、やはり高校生同士です。歌やゲーム、スイーツなど興味があることに話が弾み、とても楽しい時間を過ごしました。
台湾の国立中興大附属高級中学校との交流は、英語で行いました。自己紹介や学校紹介を行い、質問がどちらからもどんどん出てきました。お互い第2外国語としての英語を使って理解し、通じ合うことは本当にうれしいことで、台湾の生徒のようにもっと英語が上手に使えるようになりたいと思いました。台湾の防災・減災に関するプレゼンテーションは大変興味深く、日本と似ているところも違ったところも発見できました。
本当は現地に行って、直接企業のみなさんや高校生のみなさんと交流したかったけれど、それでもオンラインで時差と距離を超えてつながることができ、様々なことを感じられたのはとてもよい経験となりました。




GL事業
12月11日(土)に、内閣府主催地方創生☆政策アイデアコンテスト2021最終審査会が行われました。
1年生G明教の中で紹介し、興味を持った複数チームが応募してくれました。
本校から、谷村さん、赤松君、尾崎さんの3名で結成した「谷村ファミリー」チームが最終審査会に駒を進めることができました。
テーマは「RESAS×真珠×結婚式=?」、最終審査会に向けて、放課後や、早朝、土日を使って、地域の方へのインタビューや試食づくり、アイデアを形にするための企業へのプレゼンなど、能動的に地元愛媛を盛り上げようと3人で協力し、努力してきました。健闘の結果、協賛企業HRog(フロッグ)賞をいただくことができました。
3人は、このアイデアを実行に移したい、これで終わりにせず今後も取り組んでいく、と意気込みを語ってくれました。

部活動
12月12日(日)SGH部主催の第8回市内高校生交流会が開かれました。今回は市内3校より40人近くの生徒が集まり、SDG5「ジェンダー平等を実現しよう」について考えました。
主権者教育と女性議員の取組についてお話をお伺いするはずだった先生がお怪我で来られなくなり、先生が準備してくださったDVDを見ました。「私の参加で社会が変わるかも」と思っている若者は6.2%と先進国のどの国より低く、社会に対する個人の影響力が低いと感じていることがわかりました。私たちは18歳になっていようがいまいが、生まれた時から主権者なのだから、もっと自分の意見を持ってそれを発信していく必要があるという言葉が心に残りました。
次にジェンダービンゴをし、「重い荷物を運ぶのを男子に頼むのは不平等?」「持久走大会を走る距離が男女で違うのは不平等?」など話しながら、何がジェンダーの問題なのか考えました。その後は「ジェンダーギャップ指数」「#MeToo運動」「選択制夫婦別姓問題」など、最近のジェンダーに関わる世界的な問題についてディスカッションしました。
