GL事業
本日の1年生グローカル明教は、第3回課題研究でした。 コロナ対策でフィールドワークなどの活動はできておりませんが、それぞれの講座で熱心に取り組んでおります。 今回は、20のテーマのうち、3つの講座をご紹介いたします。
越智潤子先生講座では、「幼児の玩具について考える」をテーマに学習しています。本日は、「ペープサート」の制作を行いました。「ねずみのすもう」、「うさぎとかめ」、「おおきなかぶ」の人形劇で使用する道具の制作です。子どもの言葉を引き出し、言葉の発達をうながすために、どのように制作すればよいか、それぞれが考えて取り組みました。
茂松克明先生講座では、「デジタル作品とアナログ作品」をテーマに学習しています。本日は、「油絵具」を使って自分の好きな絵を描きました。普段あまり使用しない「油絵具」を丁寧に塗り重ねながら、作品を完成させました。一人一台端末を活用して、デザインのモデルを検索し、参考にしながら取り組みました。
小野榮子先生講座では、「住み続けられる街づくり~「地方創生」を本気で考えよう~」をテーマに学習しています。本日は、地方創生の様々な取り組みを情報面から支援するために経済産業省と内閣官房が提供している「RESAS地域経済分析システム」を活用し、その中のサマリー機能を使って、自分の住んでいる街などの地域経済に関する様々なデータやグラフを検索しました。今後は、今回検索したデータなどを活用し、「住み続けられる街づくり」について探究していきたいと思います。
部活動
コーラス部は、久しぶりに混声合唱で望んだ夏のコンクールでした。7月25日に砥部町文化会館ふれあいホールで開催された第74回全日本合唱コンクール愛媛県大会では「金賞・代表」をいただきました。課題曲でのドイツ語の扱いや、自由曲のニュアンスなど、さらに高めて臨みたかった四国支部大会ですが、県大会での録音を審査することになり、結果は「銀賞」でした。しかし、すばらしい作品と向き合うことができ、楽しい合唱ができました。
8月5日に松山市民会館大ホールで開かれた第88回NHK全国学校音楽コンクール愛媛県コンクールでは「金賞」となり、四国ブロック大会に進むことが決まっています。その『Nコン』ブロック大会も録音審査となりましたので、素敵な課題曲《彼方のノック》を歌い込んでいけないのが残念です。
また、この大会の本番直後にバスに乗り込み、和歌山県に向けて出発しました。第45回全国高等学校総合文化祭合唱部門に出場するためです。曲は、瀬戸内が舞台である《那須与一》を選びました。全国各地から参加する大きな合唱イベントですので、四国に因んだものがよいと考えたからです。<樫の木会>の先輩たちから伝わる《東高コーラス部の歌》を歌いながら登場するという趣向も大変好評で、手拍子が鳴る中、松山東高の輝く笑顔と元気を届けることができました。また、講師の先生方からも高く評価していただきました。困難な状況でありながら長い距離を移動して、本番の舞台を踏めたこと、そして和歌山県の高校生スタッフと先生方の力強いサポートに感謝の気持ちが湧いてきて、感動のステージとなりました。
部活動
吹奏楽部は、第69回全日本吹奏楽コンクール愛媛県大会で「金賞・代表」を受賞、そして、四国支部大会では「金賞」をいただき、12年ぶりの四国大会金賞となりました。
今年度4月に、部員の約半数を占めるほどの1年生が入部してくれて、松山東高吹奏楽部は活気に満ちていました。OB組織である<音萌の会>からも多くの支援をいただいて、初心者で始めた生徒もどんどん上達していきました。3年生が一人も欠けることなく四国大会まで頑張り抜き、昨年は開催されなかった夏のコンクールで、先輩たちから託されたバトンをしっかりと受け継ぎ、全力で演奏することができました。
部活動
弦楽部は、昨年11月の愛媛県高等学校総合文化祭で優秀・県代表に選ばれました。そして今年の夏、第45回全国高等学校総合文化祭器楽・管弦楽部門に出場しました。
令和3年8月2日に和歌山県民文化会館で開催されたこの大会には、全国各都道府県から単独校や合同演奏の形で、たくさんの参加がありました。残念ながら、大会直前に参加団体も会場で鑑賞できないと決まりましたので、自分たちの出番の一つ前の団体を、ステージ袖からそっと聴くことしかできませんでした。それでも、各団体が楽器を運び込む様子や、チューニング会場へ移動する緊張感などは、大会ならではの雰囲気でした。
講師の先生方から選曲や演奏について大変高い評価をいただけたのは、とても光栄なことでした。器楽・管弦楽部門の先生方からもたくさん賛辞が寄せられ、昨年度からこの作品に地道に取り組んできて良かったと、部員同士で喜びを分かち合うことができました。