GL事業
毎年夏休みに行っているオーストラリアへの短期語学留学が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため延期になっており、8月16日(火)~23日(水)に代替研修としてオンライン研修が行われました。今回は宇和島南中等教育学校、徳島県立城東高校と一緒に、3校40人が参加しました。
ネイティブの先生との英会話、バーチャルホームステイや街探検の体験、現地高校生との交流、英語によるプレゼンテーション発表会、サザンクロス大学の講義の聴講など、5日間の研修で盛りだくさんの内容でした。毎日たくさん英語を話し、聞くことができ、充実した研修でした。
感想より
・一緒に受講したみんなの積極的な態度に刺激を受けました。自分も頑張ろうと積極的に英語を話せるようになりました。自分に自信が持てました。
・英語力はもちろんですが、他の文化の人と積極的に話すコミュニケーション力が格段にアップしたと思います。日を追うごとに英会話の先生と普通に会話できる自分がいました。
・簡単な英語しかできず知らないことだらけで、自分に自信が持てていなかったけれど、一生懸命話せば伝わると実感しました。
・大学の講義を聞き、とても難しかったけれど、興味深い内容で面白かったです。英語を学ぶのではなく、英語で学ぶとはこういうことかと感動しました。
・現地高校生との交流で、旅行や日本の音楽、学校生活などについて語ることができ、伝えたいことを思うように伝えられる嬉しさを実感しました。








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9月8日(木)、9日(金)に、学年集会が行われました。
1年生は学年主任講話、2年生は生徒意見発表、3年生は運動会の各グループ長によるスピーチが、それぞれ行われました。


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開会式の模様
優勝旗返還

学校長挨拶

皆さん、おはようございます。
今年も皆さんの運動会を開催することができることを心から喜んでおります。
さて、この令和の時代に、山から竹を切り出し、泥まみれになってやぐらを組んで各グループのパネルを設置してそこに集う。まさに昭和レトロ。時代錯誤も甚だしい、合理性に欠ける、という批判も受けかねないやり方であります。なぜ、松山東高校は、業者さんに鉄骨でやぐらを作成していただくといった現代的で合理的なやり方をしないのか。
皆さんは私が、第1学期の終業式で次のようなお話をしたのを覚えていると思います。「仕事上のミッションを『運動会』のノリでこなせた」という同窓生の言葉。意見の異なるスタッフとの協議、協力することの大切さ、失敗を許す寛大さとフォローする知恵、全員がそれぞれの頭で、自分の立ち位置や果たすべき役割を考えて、自分自身を鼓舞しながら、大きな一つの力を生み出す。この松山東高校で日常や非日常を、この生徒の皆さんで経験すること自体が、皆さん個人の成長にも有意義であるだけでなく、将来の日本社会を支える人材の育成に、大きな価値があるのだ。と。
しかし、勘違いしないでください。松山東高校は、伝統を重んじ、それに盲従しているのではありません。そして、時代の流れに抗っているのでもありません。
私たちが、もし抗っているとすれば、それは皆さんの可能性を閉ざしかねない、合理的なやり方に抗っているのです。汗にまみれた理不尽な体験、自分の肩で竹を担いで重さと痛みに耐えること、メンバーをまとめる苦労やグループ内での方向性の調整などなど、自分たちの力で何事かを成し遂げていくために必要なチームワークやリーダーシップ、知恵と勇気を皆さんは今日まで体感してきたはずです。
今日は、その成果を発揮する日、そしてこれまでのすべての苦労に意味を与える日。そうなることを願って、開会のあいさつといたします。皆さん、思う存分楽しんでください。